2016.03.22

産後の骨盤コンディショニングについて～産後に起こる機能障害の原因～

おはようございます!!

前回は、産後に起こりやすいトラブルについて書かせていただきました。

「産後の骨盤コンディショニング～産後に起こりやすいトラブル(症状)とは？～」

 

今回は、産後に起こる機能障害の原因について書かせていただきますね。

 

 

骨盤の歪み

分娩に向けた靭帯等、結合組織の弛緩・伸張により、仙腸関節・恥骨結合などが開いてしまい歪みが起きる。

産後一定期間(通常は３か月くらい)でもとに戻るものの、歪みが残ってしまっていることがほとんどだ。

 

軟部組織の弛緩・伸張

妊娠時からのホルモンの影響により、骨盤の靭帯が弛緩し関節の安定性が失われる。

それにより筋・筋膜の伸張が起こり力の伝達機能が低下します。

骨盤の歪み、内臓の下垂(内臓が下に落ちる)、排尿機能低下を起こしてしまう。

 

神経系のエラー

子宮増大によって、骨盤底筋群に圧がかかり、骨盤底・腹部の筋・筋膜の伸張が起こる。

また分娩時に筋・筋膜・神経系の損傷が起きるため、筋制御のエラーパターンへと繋がっていきます。

補足として、出産時に骨盤底筋群を切って出産しやすくするので、余計にいろいろな事が起きてしまいます。

 

このような機能障害が起こり、腰痛をはじめとする症状が出てきたりしていきます。

なので皆さん自分のカラダをしっかりと理解することにより、このような事に対しても対処できるようにしていきましょうね。

 

 

我々ライフ鍼灸整骨院は、怪我・疾患・身体の仕組みについて理解した上で痛みを取るだけでなく 再び痛くならない身体作りとともに皆様の治療をさせていただきます。

 

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