2015.12.24
RICE処置について
おはようございます。
これまで
で炎症についてお伝えしていました。
今回はその炎症を抑えるのに有効な「RICE処置」についてお話しします。
RICE処置とは、Rest(安静)、Ice(アイス)、Compression(圧迫)、Elevation(挙上)と応急処置時に必要な4つの処置の頭文字を取ってRICE処置と呼びます。
RICE処置をケガ直後から適切に行うことで、治癒を早め競技への復帰を早めることができるんです。
ではRICEを1つずつ説明していきましょう。
○Rest(安静)-スポーツ活動の停止
受傷直後から体内で痛めた部位の修復作業が始まります。しかし、患部を安静させずに運動を続けることでその作業の開始が遅れてしまいます。その遅れが治療を遅らせ復帰までを長引かせてしまいます受傷後は安静にすることが大切です。
○Ice(アイシング)-患部の冷却 冷やすことで痛みを減少させることができ、また血管を収縮されることによって腫れや炎症をコントロールすることができます。→「なぜ炎症をコントロールしたほうがいいのかはこちらを参照ください」
○Compression(圧迫)-患部の圧迫 適度な圧迫を患部に与えることで腫れや炎症をコントロールすることができます。
○Elevation(挙上)-患部の挙上 心臓より高い位置に挙上をすることで重力を利用し腫れや炎症をコントロールすることができます。
RICE処置は、打った、ぶつけた、ひねった、引っ張られた・・・こうした原因で起こるケガは対象となります。
▼ねんざ
足首や膝などに起こりやすく、軽く見られがちですが、ひどいときには靱帯が切れている場合もあるので注意が必要です。特に足首のねんざは放っておくとクセになりやすいため、最初の処置が大切だといわれています。 ねんざをしたら、まずRICE処置。
その場だけでなく、ケガをした直後から出来る限り続ける必要なこともあります。
▼打撲
競技が終わってから「青くなっているのに後で気がついた」という程度なら問題はありませんが、ひどい場合は、痛みで歩けなくなったり、眠れなくなったりすることもあります。打撲の後は、すぐにRICE処置を行いましょう。
▼肉ばなれ
筋肉が強い力で引っ張られて起こる肉ばなれは、受傷直後からRICE処置を行う必要があります。1~2日間は安静と特に固定(圧迫)を続けてください。
部位により異なりますが、15分~20分(RICE処置)が目安になります。そして、40分~60分の間隔を開けた後にRICE処置を再び行います。
症状によりますが受傷後24~72時間はこのサイクルを繰り返すように。
ケガをしたならまずはRICE処置を行ないましょう!!
最後にケガを負ってしまった際に、自己判断のみで「これぐらい・・・」と済ませてしまうのは禁物です。 早急に適切な治療を受けられる様、心がけてください。適切な処置をすれば早期回復していたものが余計な時間を食うことになってしまいます。
ケガでお困りの際は当院にお気軽にご来院ください。
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